【疫病退散】コロナ感染の一日も早い収束を願って。
コロナ感染拡大防止のための休業が続いている道後御湯の館内では、愛媛県内の伝統的な技法を用いて一つ一つ「疫病退散」の願いを込めて職人の手によって作られたアマビエさまが一日も早いコロナ感染の収束を祈っております。
◇ギルディング和紙(五十崎社中)
道後御湯より車で約1時間走ると、その周囲は緑に囲まれ、清流小田川の流れのようにゆっくりと時間が流れる内子町五十崎(いかざき)。この地で昔ながらの伝統技法を使った手漉き和紙の製造販売を行う「五十崎社中」。日本古来からの手漉きの技法とフランスの伝統金箔技法を合わせたギルディング和紙。その卓越した技巧から描き出される金箔の光と和紙の柔らかさの融合した作品は世界でも数多くのファンを魅了しています。
=五十崎社中(いかざきしゃちゅう)= https://www.ikazaki.jp
愛媛県喜多郡内子町五十崎甲1620番地3 TEL:0893-44-4403
◇菊間瓦(かわらや菊貞)
穏やかな瀬戸内海に面した今治市菊間町の地で約750年前から今に続く伝統工芸「菊間瓦」。日本家屋の象徴ともいえる瓦の持つ輝きは「いぶし銀」と呼ばれ昔から私たちの身近な存在として親しまれてきました。屋敷や建物を災害や様々な危険から守る鬼瓦の装飾には昔から厄除けの意味があると伝えられます。今に転じてその効果はコロナ退散にも通じるメッセージを感じます。かわらや菊貞は10代続く菊間瓦の老舗。長く続く歴史と伝統の技巧にコロナ感染収束の願いを込めて祈ります。
=かわらや菊貞(きくさだ)= https://www.koizumi-seigawara.com/
愛媛県今治市菊間町浜13-1 TEL:0898-54-2313