2019年12月15日
鉄のアーティスト/西永拓郎氏の新作「鳳凰」を展示中です。
鉄の芸術家/西永拓郎氏の2019年新作「鳳凰」を現在展示中です。
鳳凰は中国の神話に出てくる伝説の霊鳥。中国だけでなく日本を含む東アジア全般の神話や装飾品、芸術品、建築物などに登場し、徳と知恵、美と善の象徴として多く描かれています。鳳凰が現れる場所は非常におめでたく縁起が良いと言い伝えられており、当館が皆様にとって道後御湯が吉兆の場となりますように祈願しております。
松山市内の町工場の鉄工所を営みながら、多くの作品を国内はもとより海外でも高い評価を得ながら幅広い活動を繰り広げる西永拓郎氏。父が営む鉄工所・西永工業で生まれ、幼いころから鉄や金属の加工をしている現場を間近で見て育ちました。レーザー加工や溶接などを金属に施すことにより素材に新しい魅力や可能性を感じると語ります。今回のロビー展では新作の「鳳凰」の展示をはじめ道後御湯の8階湯上りラウンジの壁面や2階レストランのオブジェなどの意匠も携わっていただいており、1階のショップではアクセサリーなどの販売を行っております。この機会に是非、鉄アートの巨匠・西永拓郎の作品をご堪能ください。